「新築」と「中古」住宅、買うのはどっち? 高崎市のファイナンシャルプランナー

query_builder 2022/09/09
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実は私、学生時代「建築工学科」でした。


1級建築士を目指し、勉強していました。と同時に遊びもバイトもやりまくっていました。


しかし、就活していると不動産の方が「楽しそうだな」と感じまして、大手不動産会社に就職してしまいました。建築は趣味に切り替えました♪



では、本題の「新築」か「中古」住宅かについてですが、選ぶ前にぜひ私のお話を聞いて下さい・・・



私は学生時代に色々な国の建築を見学に行きました。


アメリカ、メキシコ、フランス、イタリア、スペイン



色々な国の建築を見ましたが、どこの国にも特徴があります。


まずは日本とは全く違うということです。



木造在来工法、軽量鉄骨、重量鉄骨の家はありません・・・



アメリカは2×4(ツーバイフォー工法)または2×6(ツーバイシックス工法)

簡単に伝えると壁で建物を支える工法です。


メキシコはアメリカと同じかRC工法(鉄筋コンクリート造)


ヨーロッパ諸国のフランス、イタリア、スペインはほとんどRC工法です。



日本やアメリカは木材で作っているので、築年数は50年もてばいい方でしょう。


しかし、ヨーロッパ諸国はRC工法(鉄筋コンクリート造)なので腐ることはありません。


ですから、味のあるオシャレな古い町並みが広がっているのです。都内の青山や千駄ヶ谷でも似たような街並みがありますね。現在の表参道ヒルズも、以前はRC構造でオシャレで好きでした・・・




ヨーロッパ諸国の新規購入者は内部の塗装を塗り替えたり、水回りを直したりして住んでいます。ドアがギシギシ鳴ったりはしますが、それでもオシャレでカッコイイですよね( ´艸`)


日本のマンションとも違いはありますが、似ていますよね。



空間の中でリフォームします。



ちなみに日本は高層階が多いのでSRC工法(鉄筋鉄骨コンクリート造)です。


築年数は100年は軽くもつでしょう。とてつもない大きな地震がない限り。



では、話を戻します。



日本の戸建て住宅を購入するのであればどっちか?


50年は住みたいなら「新築」でしょう!


20年から30年で良いのであれば「中古」でもいいでしょう!※築年数により異なりますが



築10年から15年の物件を購入して35年間は住むのであれば、10~15年後にはリフォーム代として500万円を用意する覚悟をお持ちください。屋根、壁、水廻りだけではなく柱、梁、基礎の補修工事も必要になります。


ヨーロッパ諸国と違い、すべてがコンクリートと鉄筋で作られているわけではないので木は腐ります。

木は元々が生き物ですから。神社やお寺がなぜ、何百年ももっているのか、それはマメな補修工事をしているからです。歴史的建造物を壊すわけにはいかないので。



お話を纏めると、みなさんの住みたい年数で選ぶことです。


私は当時27歳の時に50年間は住みたいと思い、新築を建てました。


現在45歳の私であれば中古マンションを購入し、リフォームして住むでしょう。

足腰も弱くなることも考えて。しかし、難点があります。管理費、修繕積立金、駐車場を毎月支払う事です。


なので、トータルコストを考えて安いマンションを買うでしょうね。



住宅購入、住宅ローン、保険、資産形成、資産運用、ライフシュミレーションなどご相談がありましたらご相談ください♪




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