最近は物価の高騰、そして人件費の高騰により、住宅がとても高くなっています。
木造住宅、鉄骨住宅も10年前と比べると700万から800万円アップでしょうか。
同じようにマンションも更に値上がりしていますね。
1000万円アップくらいでしょうか・・・ そして、逆を示すのが住宅ローン金利の「安さ」です。
よく考えてみてください。
物価が高くなり、住宅ローンの金利が高くなったどうでしょう?
買わないですよね。
金利が安いから、まだまだ買えるのです。
では、物価はこれから下がると思いますか?
下がらないです。
例えば、トヨタのプリウス・・・発売当初は250万円、今は450万円・・・ なぜならインフレを続けていかない限り、日本は潰れてしまいます。
植田総裁も、総理大臣も2%のインフレを目指していますからね。
では、金利はこのままで続くと思いますか?
必ず、高くなります。
いつかは明確に解りませんが・・・ なぜなら、銀行が潰れます。
昨日も某大手銀行の方と語り合っていました。
「金利が上がってくるのは来年ですかね~(変動金利)」 「企業様の融資金利は上げてきているので、個人の方にも、もうそろそろでしょうか・・」と話を聞きました。
話は変わりますが最近は地元、高崎市で新築3LDKのマンションを購入すると4000万円くらいです。
0.7%、35年で組めば107,408円ですが、これが1.5%になったら122,473円です。
1.5%は全然高い金利ではありませんよ。
私はこの15年くらいでは2%くらいは普通になるのではないかと考えています。
ちなみに2%ですと132,505円です。
さらにお伝えしておきます。
その時に金利を「固定金利」に見直すとさらに変動金利よりもたかくなっていますからね。
それでは終わりません、管理費、修繕積立金、駐車場を足したらプラス4万円です。
支払えるのであれば良いですが。
マンションだけではありません。
高崎市で市街化区域で土地を購入し、大手ハウスメーカーで家を建てるのであれば、最近は平均5000万円です。
2%ですと165,631円です。
さらにマンションと同じように修繕費を貯める必要があります。
このようによく考えてください。
安易に購入するのはとても怖いことです。
「買える」のではなく「支払っていけるか」が大切です。
ですので、最近はハウスメーカーさんからもライフプランの依頼がきます。
お客様が「減っている」こと そして、お客様が「心配している」こと このような悩みを解決できないか・・・と依頼があります。
しかし、弊社は某〇〇生命とは違います。
よく、展示場のライフプランに〇〇生命はつきものです。
だって生命保険を無理やり減らし、家を購入しやすくしますから。
必要な保障を削りまくります。
要は買えるようにするだけです。
ですが、弊社は違います。
FPとして明確なものをご提案します。
依頼されたハウスメーカーさんから、お客様に提出された見積りよりも安くしなければ家は購入できないとハッキリお伝えします。
ですから、その予算でハウスメーカーさんで建てられれば良いわけですよね。
それが妥協できないのであれば、ランクを下げたハウスメーカーで建てるしかできません。
でも、ハウスメーカーさんからはいつも感謝されます。
「あとでお客様の苦しんでいる話を聞きたくない、後悔してもらいたくない」からとお話を頂きます。
坪数を下げたり、水回りのメーカーのランクを下げたり、色々な工夫をしてお客様の夢を叶える努力をされていました。
本当に大切なのは「家の設計」ではなく「お金の設計」です。
群馬県高崎市のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口