みなさん、こんにちは♪
群馬県高崎市のファイナンシャルプランナーすまいと家計の相談窓口 株式会社PLACEです♪
みなさん、「病気や入院が不安だから保険に入っておこう」と思っていませんか?
でも実は、“公的制度”を十分に知らないまま保険に加入し、結果的に保険料負担が大きくなっている方も少なくありません。
今日は、「高額療養費制度」を知っているか知らないかでどれだけ差が出るのか、そして“本当に必要な保険の考え方”をお話ししていきますね♪
高額療養費制度とは?
高額療養費制度とは、医療費が高額になったときに、自己負担額を一定の上限まで抑えてくれる制度です。
たとえば、1か月の医療費が100万円かかったとしても、実際の自己負担は所得や年齢などによりますが、条件によってはおおよそ8万円前後で収まるケースもあります。
つまり、重い病気で医療費が高額になった場合でも、高額療養費制度などにより自己負担額には上限が設けられており、公的医療保険によって一定程度はカバーされる仕組みになっています。(※差額ベッド代などは別途かかる可能性があります)
それでも保険をかけすぎる人が多い理由
「もし入院が長引いたら不安だから…」「家族に迷惑をかけたくないから…」
そう思って医療保険やがん保険、共済などをいくつも契約している方がいます。
でも実は、同じような保障が重なっているケースが多いんです。
たとえば、医療保険の入院給付金、がん保険の入院給付金、共済の入院給付金…
どれも「入院」に対する補償で、実際には、似たような保障が重なっており、結果として保険料負担が大きくなっているケースもあります。保険は“安心料”という面もありますが、その分、毎月の固定費に影響していることに十分気づいていない方もいらっしゃいます。
本当に必要な保障を見直すポイント
まず大切なのは、「公的制度でどこまでカバーされているか」を知ること。
高額療養費制度だけでなく、「傷病手当金」や「出産手当金」なども含めると、公的制度だけでも一定のリスクがカバーされていることが分かります。
その上で、
・貯蓄でまかなえないリスク
・長期入院や就業不能など、収入が途絶えるリスク
ここにだけ“ピンポイントで保険をかける”というのは、一つの考え方と言えます。
保障内容を見直し、重複している部分などを整理して保険料負担を軽くし、その分を“貯蓄”や“投資”に回すことで、老後資金や教育費の準備がしやすくなる場合もあります。
まとめ:「安心」と「過剰」は紙一重!
保険は“安心”のためのものですが、入りすぎると“家計の重荷”にもなります。
高額療養費制度などの公的制度をしっかり理解することで、「どの部分を保険でカバーし、どの部分は公的制度や貯蓄で備えるか」を整理しやすくなり、結果として必要な保険が絞られるケースもあります。
すまいと家計の相談窓口では、ファイナンシャルプランナーがあなたのライフプランをもとに、“今の保険がご意向や公的制度の範囲に合っているかどうか”を一緒に整理・確認するお手伝いをしています。
※本記事の内容は、公的制度や保険の考え方についての一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の保険商品の加入・解約を推奨したり、将来の経済状況を保証したりするものではありません。実際の保険の見直しや解約等にあたっては、お客さまご自身のご状況やご意向を踏まえ、必要に応じて保険会社や専門家等にご相談のうえで慎重にご判断ください。
今回のお話はいかがでしたか?
今後も、暮らしの中で役立つ“お金の知識”をやさしく、わかりやすくお伝えしていきます♪
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それでは次回のブログをお楽しみに♪
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