みなさん、こんにちは。
群馬県高崎市のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口 株式会社PLACEです。
今回は、今後の暮らしや住宅ローンを考えるうえで
知っておきたい「政策金利」の動きについて整理します。
現在、日銀の政策金利が0.75％まで引き上げられる可能性が
市場で意識される場面が増えています。
この数字を見て「まだ低い」と感じる方もいるかもしれません。
ただ、FPとしてお伝えしたいのは、数字そのものだけで判断しないことが大切という点です。
■ 問題は「金利の水準」よりも「流れ」
つい数年前まで、政策金利はほぼゼロの状態でした。
そこから、
– 0.1％
– 0.25％
– 0.5％
– そして0.75％へ
という形で、少しずつ引き上げが続いています。
これは、「金利が動く環境に戻りつつある」という流れを示していると言えます。
重要なのは、今の数字そのものよりも、この流れが今後どう続くのかという点です。
■ 政策金利が上がると、私たちに何が起きる？
政策金利の引き上げは、変動金利の住宅ローンや家計全体に影響する可能性があります。
特に変動金利で住宅ローンを利用している方は、まったく無関係とは言えません。
■ 「返済額がすぐに上がらない」＝安心とは限らない
変動金利には、
– 5年ルール
– 125％ルール
といった仕組みがあります。
そのため、返済額がすぐに変わらない場合もありますが、その間に利息が増え、元本が減りにくくなるケースもあります。
仕組みを理解しておくことが大切です。
■ 一番注意したいのは「何も確認しないこと」
固定か変動かを選ぶ以前に、今の住宅ローンを一度も確認していないことが
後々の不安につながることがあります。
■ 住宅ローンは金利だけで判断しない
住宅ローンは、
– 収入
– 将来の働き方
– 教育費
– 老後資金
こうした要素と深く結びついています。
同じ金利でも、家庭によって影響の大きさは異なります。
■ 最後に
政策金利0.75％は、必要以上に不安を感じる数字ではありません。
ただし、まったく気にしなくてよい数字でもありません。
今は、住宅ローンと家計を一度整理してみる良いタイミングと言えます。
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すまいと家計の相談窓口では、住宅ローンだけでなく家計全体を確認しながら整理しています。
– 今すぐ決めたいわけではない
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群馬県高崎市のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口（株式会社PLACE）