金利には良いも悪いも実はありません。
立場によって、「良い金利もあれば悪い金利もある」と言い換えてみましょう。
良い金利か悪い金利かはみなさんが何かをするのかによって変わります。
例えば「金利=利子」と言い変えてみるとどうでしょうか。
借金を取り立てる金融系のドラマをイメージしてみてください。
まさにこの時、立場によって、良い金利か悪い金利かが決まります。
ではみなさんがお金を借りる場合、良い金利というと高い金利か低い金利か、どちらでしょうか?
おそらく借りる立場であれば利子があまりつかない方が良いと思うと考えられます。
ですから「低い金利」ですよね。
借りる方からすれば金利は低ければ低いほど良い金利です。
金利が低ければ、その分返すお金は少なくなりますから。
反対に貸す方からすれば、金利が低いと返ってくる額が小さくなるので「低い金利=悪い金利」となります。
借りる側と貸す側で金利に対する捉え方は真逆になります。
このような『二面性を持つことこそ金利の本質』なのです。
すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー