「日本の家計資産は現預金頼り」

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5月4日水曜日の日経新聞に記載されていました。

日本の家計資産は現預金頼りに・・・

日本は現金・預金は55%、投資信託は5%、株式等10%、その他が30%

米国は現金・預金は10%、投資信託は10%、株式等40%、その他が40%

ユーロ圏は現金・預金は30%、投資信託10%、株式等20%、その他が60%

大きな違いがありますね。

日本は40年前、郵便局にお金を定期預金していれば8%時代があった為、このような結果になっているのが現状です。

しかし、現在は0.001% とても悲しい現状です。

上がる見通しもありません。

ところで、どのくらい「銀行」と「投資信託」に違いがあるかをわかりやすく解説します。

銀行君と信託君は同級生、22歳で大学を卒業しました。

給料は全く同じの30年間固定の30万円です。

昇給は一切ありません。

この30万円の中で生活や住宅購入、老後の生活費などを計画しなければならないのです。

どう考えても二人は2万円しか将来への貯金はできません。

銀行君は毎月2万円をA銀行に積立てていきました。

信託君は毎月2万円をB社で投資信託することにしました。

2万円×12ヵ月×30年=720万円です。

銀行君はA銀行、金利は0.001%なので、7,200,866円貯まりました。

しかし、信託君はB社の投資信託、金利3%なので、10,757,259円も貯まったのです。

この違いについて何が違うのでしょうか?

銀行は出し入れが自由の為、お客様からお預かりした金額をまとめて運用することができない為、金利が低いです。

しかし、投資信託はお客様からお預かりする時に「このお金を運用します」とお伝えするので、集まったお金を運用することができるのです。

その結果、このように大きな違いに行きつくのです。

これから、更に物価は高騰します。

さらに消費税も上がって行くのが現状です。

この41年間、出生率はさがっています。

65歳が3分の1を占めている日本は、どうやっても今の税金では成り立ちません。

その時に備えて「お金がお金を作る仕組み」を計画しておかないと苦しい思いをします。

私も現在、毎月できる限りの金額で投資信託と株で運用しています。

だって、老後苦しみたくないですからね。

2022年度から高校の授業でも「公共」株式・債券・投資信託が始まりました。

お子様やお孫さんに教わらないようにしてくださいね!

すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー

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