最近、お客様のご相談で「老後資金がどうしても足らない、どうすればよいか?
」という相談を受けました。
内容を確認したところ・・・ ・何度か病気になられて大きな出費がでた。
・生命保険に加入していなかった。
・自営業者だった為、老後資金の貯蓄をしていなかった。
・少額であるがギャンブルをしていた。
・いつまでも仕事ができると思っていた ・年金を頼りにしていた。
先ずは病気になられてしまったことは仕方ありません。
また高額療養費制度がある為、一定金額の条件がある為、大きな出費は掛かりません。
しかし、仕事ができないことで収入は落ちてしまいます。
生命保険に加入していればその収入を補うことができたかも知れません。
自営業者ですといつまでも仕事はできるから、年金+収入と考えてしまう方も多いです。
ここは要注意です。
ギャンブルも少額とはいえ、その数万円でも老後資金の為に貯蓄していれば、現在は随分と変わっていたかも知れません。
いつまでも仕事ができると「勘違い」している会社の代表は多いです。
特に創業者の方です。
私も創業者なので死ぬまで仕事をしようと思っています。
しかし、私は70歳までに〇億円を貯めるために現在、投資信託をしています。
万が一、私や妻が介護状態になってしまった時に子供たちに迷惑を掛けたくないからです。
介護の面倒を見てもらうために子供や子供の配偶者に仕事の影響を与えてしまうことはしたくはありませんので。
年金を頼りにしていることを「理解していない人」ほど、頼りにしてる人が多いです。
自営業者は老齢基礎年金しかもらえないので一人で6万円程度、夫婦で12万円です。
どうやって生活できるのでしょうか?
無理ですよね。
住宅ローンがなくともさすがに足りません。
生活をするなら最低でも20万円以上は必要になります。
このように老後を本格的に考えていない人、または1000万円持っているから安心している人。
本当に「老後破綻」で苦しみますよ。
60歳の方でもまだまだ遅くはありません。
老後破綻は70代から突然と現れてきますよ。
ご注意ください。
すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー