相続の資金の使い方は様々だと考えられます。
借金の返済に使おう!贅沢をしよう!住宅ローンの返済に使おう!などなど・・・・
このように考えてしまう方も中にはいるでしょう!
しかし、ご両親などがせっかく残してくれた財産だから「大切につかう」事を心掛けることが大切だと私は思います。
・NISAに移行していこう
・定期預金に移そう
・投資信託に移行していこう
様々な考え方が思いつくと思います。
これは使い道ですが、出来れば学費、生活費、住宅ローンなどはできるだけ自分たちで頑張ったお給料で生活していくことをお勧めします。
では、どのように「利用していくのか」をお話していきたいと思います。
これは目的によって違いますが、私は47歳ですので両親が残してくれた財産は老後資金の一部に充当していくために、20年後に利用する!と考えます。
これは金額にもよりますが500万円以下ならNISAで成長投資枠を利用して3回に分けて運用するでしょう。
それ以上なら投資信託の「特定口座」に入れて運用します。※税金は取られますが・・・
仮ですが相続金1000万円が入ったとします。
私はその1000万円を特定口座で運用します。なぜなら分母が大きければ運用率が高くなるケースが大きいからです。
その資金が20年後に2000万円になったとします。
2000万円をただ取り崩して使ってしまえば20年間で83,333円にしかなりません。
私はこの時点で2000万円の投資信託で「毎月分配型」の商品を選びます。これは確約されていませんが2000万円ですと現在の平均で税引き後毎月20万円の配当金を受けとれるものを選びます。
そうすると、配当金20万円+年金15万円+妻の年金5万円=40万円の生活が死ぬまで確保することができてしまいます。
簡単に伝えるのであれば「2000万円のニワトリ」を作り「20万円の卵」を食べていくことです。
2000万円のニワトリは金額を減らさない限り2000万円のニワトリです。
どうしても500万円の資金が必要であれば、それを取り崩して1500万円のニワトリにします。そうすると15万円の卵になります。
ちなみにそのニワトリを取り崩さなければ、子供たちにそのまま渡すことも可能です。※相続税により異なります。
お金の使い方を知ることによって将来が良く見えてくるのです。
人生はどんぶり勘定ではやっていけません。
お金がお金を作りだす「仕組み」を知っている方が勝てます。
是非、お金についてご相談されたい方はご連絡をください。
現在、大変込み合っている為、少しお時間を頂くこともあるかも知れませんがお問合せください。
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