最近はニュースやテレビ番組でも「老後の生活費」や「住宅ローン」や「NISA」などの話が話題となっています。
しかし、みなさん勘違いしている方がめちゃくちゃ多くいるのが実態です。
先日、私が友人(金融系の仕事)と飲みに行っている時の話です。
仕事柄、飲んでる時でも「金融の会話」が隣の席から聞こえてくると、ついつい耳に入ってきてしまいます。 皆さんも同じ業種などの話が聞こえると耳に入ってきませんか?
話していたのは40代後半ぐらいか50代前半、私と同じ年代くらいの男性だと思います。
「お前の家は住宅ローンの金利いくら?俺は最近、家を買ってネット銀行の変動金利で組んだから0.4%だったよ。安くて良かったよ。ちなみにAの家は金利いくつ?」
「俺んちは25年前に買ったけどいくつだったけな?おそらく0.7%くらいだと思うよ。うちも変動金利だけど、ネット銀行じゃないから少し高いぐらいじゃね?」
私は友人と目が合って「あちゃ~!」と二人で笑ってしまいました。
実は、25年前の当時の変動金利は1.5%くらいなんです。
気をつけて頂きたいのが、多くの人が今の変動金利と同じだと思っているんです。
当時は1.5%で借りているけど、今が0.7%だから下がっていると思っているのです。
これはあくまでも「新規で借入した時の金利です」
ですから、Aさんは0.7%ではなく1.5%くらいで住宅ローンを支払っていると思います。
もしくは現在、変動金利も上げてきているので1.8%くらいかも知れませんね。
みなさんも気をつけてください。
半年に1度、銀行から返済予定表のハガキが届いていますからちゃんと確認してください。
群馬県のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口