「ドル建て保険とNISAでの運用」
みなさん、こんにちは!
この数十年、円安傾向が続いている中で、外資系生命保険の「ドル建て終身保険」に一時払いで加入された方の中には、10年間ほどで、為替や運用状況によって解約返戻金が増加したケースも見られます。
そのような方から「この保険を続けた方が良いのか?それとも他の運用方法に切り替えた方が良いのか?」というご相談をいただくことがあります。
この選択は、まず「目的」によって判断されることが大切であり、ドル建て保険からNISAへの変更を検討する際は、個人の目的とリスク許容度を明確にすることが重要です。
「保険」としての目的
「ドル建て終身保険」には死亡保障が付いています。契約者が亡くなってしまった場合、支払った保険料以上の保険金が受け取れる可能性があるため、ご家族への保障を重視される方には、継続を選ばれるケースも多くあります。
「資産運用」としての目的
一方で、「ドル建て終身保険」の解約返戻金を活用して、より運用成果を追求したい方には「NISA」や「投資信託」の活用も選択肢となります。
これらは保険に比べて保障にかかる費用(保険関係費など)がない分、資産運用の面での資金の効率性が高くなると考えられます。
ただし、元本保証はなく、価格変動リスクを伴うため、目的やリスク許容度に応じた判断が必要です。死亡保障が不要で、資産形成を重視される方には、こちらの選択肢が合う可能性もあります。
最近は「預金から投資へ」という流れが広がっており、預金を一定額確保したうえで、残りを資産運用に充てる方も増えています。
かつては「投資信託=怪しい」というイメージを持つ方も多かったですが、現在ではそのような印象も徐々に薄れ、資産形成の手段として前向きに検討される時代になってきました。
少し昔話になりますが、私が20歳の頃は「クレジットカードは怖いもの」と思われていた時代でした。多くの人が現金で買い物をしていたのです。
しかし、今ではクレジットカードやキャッシュレス決済が当たり前になりましたよね。
このように、時代とともに価値観や選択肢は変化していきます。
投資信託も、今後はより身近な存在として定着していくことが期待されます。
「賢い資産形成のための選択」をするためには、まず情報を得ることが大切です。
ネットで調べたり、専門家に相談したりすることで、安心して一歩を踏み出すことができます。
弊社でも、資産運用や保険の見直しなど、さまざまなご相談を承っております。気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
※NISAとは株式や当信託などへの投資から得られる利益が非課税になる「少額投資非課税制度」です。
※投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を一つにまとめ運用の専門家が株式や債券などに分散投資をしてその成果を投資家に分配する金融商品です。
※株式会社PLACE 金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第1003号
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今回のお話はいかがでしたでしょうか?
今後もみなさんの暮らしに役立つ情報を発信していきたいと思います。
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群馬県高崎市のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口