社長席の前に、ソファはいらない。
よくある日本の社長席の前には、大きなテーブルと、立派なソファが置いてある。
たしかに、見た目は“社長室”らしい。
でも、私はずっと思っていました。
「これって、何のためにあるんだろう」って。
社員や関係者と向き合うための場所なら、もっと違う形があるんじゃないか。
海外の空間は、もっと自然だった。
海外のオフィスを見たとき、私は少し驚きました。
社長席の前にあるのは、すぐに打ち合わせができる、ゆったりした椅子。
変に構えさせるソファじゃなくて、自然に座れて、自然に話せる距離。
「ああ、これでいいんだ」って思ったんです。
落ち着く空間は、意図してつくる。
その空間をつくるために、私はあえて小さな木目のテーブルを選びました。
大きく立派なものじゃなくていい。
そのテーブルの上には、海外の古本を積み重ねて、ろうそくを置いています。
古本には、時間の匂いがある。
ろうそくには、温度がある。
それがあるだけで、空間が少し柔らかくなるんですよね。
目の前で、社員と打ち合わせができる。
この空間があるから、社員と目の前で打ち合わせができる。
話す距離が近い。
でも、圧はない。
ただ、自然に言葉が出てくる。
たぶん、「いい打ち合わせ」っていうのは、会議室じゃなくて、空気で決まるんだと思います。
空間をつくるのも、仕事のひとつ。
私は思っています。
こういう空間をつくるのも、社長の仕事のひとつだって。
数字を追うことも大事。
結果を出すことも大事。
でも、人が落ち着いて話せる場所があること。
人が安心して相談できる空気があること。
それが結局、会社を強くするんだと思うんです。
今日も、この席で。
今日もこの席で、ひとつひとつの話を聞いて、
ひとつひとつの仕事を前に進めていく。
派手じゃなくていい。
静かでいい。
でも、ちゃんと温かい場所で。
インテリアはGEORGE-PORGIE-Modern(https://george-porgie.com/)
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