みなさんも、お気づきの方もいれば、結構知らないかも知れませんが、住宅ローン金利が引上げになりました。
長期金利が 1 月 31 日、一時 0.185 %まで上昇し、 6 年ぶりの高い水準となりました。
こうした状況を受けて、大手銀行の間では、住宅ローンの金利を 2 月から引き上げる動きが出ています。
各銀行が住宅ローンの金利を決める参考としている 10 年もの国債の利回りが、 1 月 31 日、先週末時点の 0.165 %から、一時 0.185 %まで上昇しました。
これは、日銀がマイナス金利政策の導入を決めた 2016 年 1 月以来、 6 年ぶりの高い水準となります。
国債は、売られると、利回りが上昇する関係にあり、今後、インフレを抑制するため、金融引き締めが進むとの見方から、アメリカの長期金利が上昇傾向にあるのを受けて、日本の市場にも国債を売る動きが波及し、金利の上昇につながっていると見られます。
こうした状況を受けて、 2 月から適用する 10 年固定の住宅ローンについて、基準となる金利を、三菱 UFJ 銀行が 3.39 %から 3.49 %に、三井住友銀行が 3.4 %から 3.5 %に、みずほ銀行が 2.75 %から 2.8 %に、それぞれ引き上げるとしています。
実際に融資される際には、各銀行ごとに設けている優遇を受けられれば、これより低い金利が適用されますが、アメリカに端を発した長期金利の上昇が日本の住宅ローン金利の上昇につながった形です。
「固定金利だから変動金利は関係ないだろ~」と思っているみなさん、お気を付けください。
長期金利が上がれば、変動金利も上がります。
もう一度、住宅を購入しようとしている方がこのブログをご覧になられている方へ・・・ 変動金利はあがりますよ。
変動金利は「自分が責任を背負うもの」、固定金利は「相手に責任を背負わせるもの」です。
どちらに責任を背負わせますか?
・・・ すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー