みなさんはライフシュミレーションをしていますか?
マメな方は自らライフシュミレーションを作られている方もいらっしゃいます。
ご自身でライフシュミレーションを作成したものを、弊社の1級ファイナンシャル技能士・CFPに確認される方もいらっしゃいます。
しかし、失礼な言い方かもしれませんが、「人生どんぶり勘定」の方がほとんどです。
もちろん、私自身もどんぶり勘定になってしまうこともあります。
例えば、洋服代や食事など・・・ しかし、これは取り返しがつくどんぶり勘定です。
一方、住宅購入、教育費、老後資金、繰上返済などでは「どんぶり勘定」は大失敗につながる恐れがあるのです。
例えばのお話です。
お給料が毎月変動していたらどうでしょう?
今月は30万円、来月は10万円、再来月は20万円。
合計は60万円ですから、平均は20万円です。
この変動給料で生活は安定してできますか?
何も考えていない私なら、30万円のお給料の時は家族で焼肉を食べに行ったり、好きなものを買ってしまいますね。
逆に10万円の時はおにぎり1つでお昼を我慢するでしょう。
このように、正直、あまり計画せずに生活をしている人がほとんどではないでしょうか。
厳しい言い方をしてしまうと、楽観的な空想に基づき「どうにかなるだろう」と考える人が多いですが、結局は現実を見て「どうにかしなければならない」と焦るのです。
「老後はひと月20万円あれば大丈夫だろう」 という考えもよく見受けられます。
このように考える方のほとんどが子供に教育費が掛かり始めているか、掛かっている方のセリフです。
子供が独立したらそんなに変わりますか?
私の家はもうすぐ子供が独立しますが教育費しか変わりません。
その他は何も変わりませんよ。
高齢者になったら運転免許を返納して車に乗らなくても済む方は、車にかかる毎月の負担は減ると思いますが、この群馬県ではほとんどの地域でそうはいきません。
65歳になったら突然、食べ物がのどを通らなくなるでしょうか?
逆に健康を考え、良いものを食べるようになれば食費は上がります。
「住宅ローン」も終わっていますか?
35歳以降に住宅購入している方は、35年ローンであれば70歳以上まで住宅ローンは残ってますよ。
住宅ローン控除を期待して控除後から繰上返済貯金をしようとしても、13年後は何歳ですか?
その後に繰上返済をスタートしても遅いです。
毎年「100万円ずつ繰上返済をします」という方もいらっしゃいますが、そのお金には利息がいくらついているのでしょうか?
また、その大金を支払っても生活費のキャッシュフローは大丈夫ですか?
老後は家のリフォーム費用もありますし、旅行だって少しは行きたいですからね。
ですので、みなさんライフシュミレーションをしてみて、現状とこれからを把握してみてください。
安心して生活を送れるはずです。
弊社でも最近は20代後半から30代半ばのお客様が増えています。
どんぶり勘定でなく「明確勘定」で。
すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー