前回のお話に続き、なぜ「金利が上昇するのか」についてお話をしたいと思います。
皆様もご存知の通り現在、日銀の総裁は「黒田総裁」です。
任期期間は9年です。
通常は5年任期ですが2回再任しています。
来年で任期終了です。
では、なぜ、銀行マンや住宅営業マンが「変動金利」を勧めているのか・・・ これは黒田総裁になってからです。
この約10年間は銀行の変動金利が約0.8%が平均です。
「金融緩和」にしているから金利が上昇しません。
ですから営業マンは「この10年は変動金利が上がっていないから大丈夫ですよ!!
、どうせこのまま変わらないでしょう!
」と伝えています。
黒田総裁の前任は「白川総裁」でした。
白川総裁はインフレを3%あげていく、物価率も上昇させると言っていました。
簡単にいうとお給料も上げ、物価も上げるということです。
黒田総裁は、給料はあまり上げずに物価を上げる、金利を据え置くという感じでしょう。
一見、金利が安ければ家は買いやすいですよね。
でも金利が高くなったらどうなるでしょう?
そして、さらに物価が上がって行くのです。
お給料が上がれば良いですが、現在の日本の円高では給料も上がることは難しいです。
アメリカで起きた「サブプライムローン問題」に似ています。
ですので、住宅ローンの月々の支払いは上がり、物価は上がり、給料は?
って感じです。
ですから、経済のことを勉強している人、金融を勉強している人は固定金利を選ぶのです。
日本は「白」川総裁から「黒」田総裁に変わりました。
白から黒に。
「変動は自分が責任を負うもの」「固定は相手に責任を負わせるもの」 みなさん、遅くはありません。
経済と金融を勉強してみてください。
分からなければ相談してください!
失敗しない「家つくり」を一緒にしましょう!!
すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー