みなさん、こんにちは♪
群馬県高崎市のファイナンシャルプランナー、すまいと家計の相談窓口 株式会社PLACEです。
今回は、桐生市のお客様から公式LINEに届いたご相談をご紹介します。
「近くにFPがいません…。二世帯住宅を建てたいのですが、建築費が高くて不安です。親は70歳以上で団信にも加入できません。どうしたらいいのでしょうか?」
桐生市のようにFPが少ない地域では、このような“相談できない不安”が非常に多いんです。
🔥 二世帯住宅は“リスクも金額も大きい”
まず理解すべきことは、
二世帯住宅は建築費も家計のリスクも大きいという現実です。
✔ 水まわりが2軒分
✔ 配管・電気工事が複雑
✔ 間取りが2世帯分必要
✔ 仕様や設備が増える
その結果、建築費が1.2〜1.5倍になることも珍しくありません。
👵 親が団信に入れない → ローンは子ども名義が現実的
70歳以上の親は団信に加入できません。
つまり親名義で住宅ローンを組むのは“ほぼ不可能”。
もしものことがあっても返済は残るため、家計リスクが大きくなります。
💡【解決策①】子ども名義でローンを組む
最も現実的で家計が安定しやすい方法です。
・団信加入が可能
・返済期間を長く取れる
・将来の負担が軽減できる
💡【解決策②】建築費を“調整する”勇気を持つ
二世帯住宅は気づかないうちに金額が膨らむため、
✔ 水まわりの数を調整
✔ 玄関を共有に
✔ 設備グレードを調整
✔ 間取りを見直す
こうした工夫で数十万円〜数百万円の差が出ます。
💡【解決策③】両親が“どれだけ自己資金を出せるか”を把握する
二世帯住宅で最も大切なのはここです。
✔ 親の預金はいくら?
✔ 出せる金額は?
✔ 医療費に支障はない?
✔ 老後資金を減らしすぎない?
✔ 子どもの家計とのバランスは?
これを曖昧にしたまま建てると、後で家計が崩れるケースが本当に多い。
だからこそ、 ライフプランシミュレーションで“親の自己資金込み”の資金計画を作ることが必須です。
二世帯住宅は、親の資産・子どもの収入・建築費・老後資金まで全てを一つの表で見える化しないと判断を誤ります。
🔥 最も伝えたい本質
「二世帯住宅こそFPによる総合ライフプランが必要」
住宅会社=建てる人
銀行=貸す人
どちらも悪くありませんが、“家族全体の人生を守る立場”ではありません。
だからこそ、
👉 二世帯住宅を建てる前にライフプランを作るべき
教育費・老後資金・家計の未来・親の生活費まで、
全て一体で見て判断しないと、リスクが大きすぎます。
✨ まとめ
・桐生市はFPが少なく相談先の不安が大きい
・二世帯住宅は建築費もリスクも高い
・親が団信に入れない場合は子ども名義が最適
・両親の自己資金の把握は絶対に必要
・総合ライフプランなしで二世帯は建ててはいけない
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