「私的介護保険は加入していた方が良いですか?」
みなさん、こんにちは!
本日は「介護保険の加入」について、質問がありましたのでお答えします。
これはあくまでも私の考え方なので、他の保険営業マンは「違う!」と言うかも知れません。私の実体験も含めてお伝えしたいと思います。
私は「要らない」と考えます。
保険会社からは販売してほしいと言われますが、私は「お客様にとって価値がない保険は、お客様に提案したくない」と保険会社に言っています。
先ずポイントです。
・「掛け捨て保険」が多い
よくお客様の保険証券を拝見すると、若いのに介護の保障が付いていたりします。
どうして付けたのですか?と聞くと「介護が付いていることすら知らなかった」「病気の介護も保障されているらしいから」
この答えがほとんどですね!
内容を把握せずに加入するのは良くありません。
知り合いだからといって任せきりにせず、保険の内容や毎月の保険料を確認しましょう。
また、私の父は昨年他界しましたが、3年間介護生活を送りました。
初めは「要介護1」になり自己負担は上限15,096円まで、最終的には「要介護3」になり上限は81,144円まででした。それ以上は自己負担額になります。
3年間で200万円程支払ったので、自己負担は大きかったです。
しかし、よく考えてみてください。
例えば40歳、毎月の保険料が約5,000円、一時金100万円の介護保険。年間で6万円、介護が必要になるときを40年後とすると、保険料総額は240万円。
このように考えれば、お得感はありますよね。
でも介護にならず、病気で亡くなった場合はただの「掛け捨て」です。
(一部の介護保険では、払込期間中に死亡した場合、死亡給付金が支払われるものがあります。)
例えばNISAで5000円、運用していたらいくらになるでしょう?
仮に3%の利回りで運用されたら、40年では4,177,063円になります。
(※本計算は一定の利回り(3%)で運用された場合のシミュレーション結果です。実際の市場は変動し、必ずしも安定した利回りが得られるとは限りません。経済状況や投資対象によって元本割れのリスクもあるため、投資の際は慎重に判断し、分散投資や長期的な視点を持つことが重要です。)
しかも、10年更新される保険であれば、更新時にさらに高い保険料になります。
このように「見方、考え方」を変え、お金のスキルがあるだけで違いがわかるのです。
今回のお話はいかがでしたでしょうか?参考になったのであれば嬉しいです。
今後もコメントを入れて頂ければ、その内容をピックアックして解説したいと思います。
それでは次回のブログもお楽しみください♪
群馬県のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口