更なる「金融緩和の見直し」・・・高崎市のファイナンシャルプランナーブログ

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先週の木曜日の日経新聞に「金融緩和の見直し」と記載されていました。

先日、黒田総裁は「金融緩和は現状維持し、長期プライムレートを上げる」と伝えていましたが、また、更にこの内容が変わろうとしています。

長期プライムレートだけではなく「短期プライムレート」も動きはあるかも知れません。

日本の変動金利は現在、0.3%~0.8%で金融機関によって異なりますが、アメリカの住宅ローン 変動金利は7% です。

知っていましたか?

アメリカは利上げをして金利を上げました。

もともとが3%でしたが・・・ 米抵当銀行協会(MBA)が2022年10月26日に発表した、30年固定の住宅ローン金利は10週連続で上昇を続け、7.16%を記録しました。

これは、2001年以来の高水準となりました。

また、イギリスの金融データ会社 マネーファクツ によると、2022年10月5日の2年固定の住宅ローン金利は6.16%と、リーマンショックを発端とした世界金融危機に見舞われていた2008 年 11 月以来の高水準に。

5年固定の住宅ローン金利が6.07%と、2010年1月以来の6%超えとなりました。

アメリカやイギリスと比べると、日本の住宅ローン金利は現在も低い水準で推移しています。

それでも、固定タイプを中心に金利が上昇しつつあると感じている人は多いでしょう。

今後、日本の経済状況がどのように変化するのか未知数であることと同様に、住宅ローン金利がどれだけ上がるのか予測することも難しい状況です。

変動金利型の住宅ローンは金利の低さが魅力ですが、借入期間中に金利が上昇する可能性は大いにあります。

変動金利型の住宅ローンを利用している人は、金利上昇リスクへの対策が必要です。

繰り上げ返済ができるだけの資金をしっかりと準備しておく、もしくは金利上昇リスクがない固定金利型へ借り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

目先の利益よりも「後の利益」が大切です。

住宅購入は今、できる金額ではありません。

これからも金利が上がっても支払える金額を考えてこうにゅうしてみましょう。

群馬県高崎市のFPからの情報をお伝えさせて頂きました。

すまいと家計の相談窓口 高崎市のFP(ファイナンシャルプランナー)

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