先日、国会で高額療養費制度の改革が出ました。
高額療養費制度は少しづつ見直されてきましたが、今回は大幅な改変となります。
今までは大半の方(中間層)が8万円くらいの自己負担額で済みました。
年収別に5段階に分けられた自己負担限度額が、2027年8月からは13段階まで変わります。
年収別で説明します。
仮にガンになり、ひと月あたり100万円の費用が掛かったとしましょう。
年収 ひと月当たりの自己負担額
住民税非課税 36,300円
~約200万円 60,600円
約200万円~ 69,900円
約260万円~ 79,200円
約370万円~ 88,200円程度
約510万円~ 113,400円程度
約650万円~ 138,600円程度
約770万円~ 188,400円程度
約950万円~ 220,500円程度
約1040万円~ 252,300円程度
約1160万円~ 290,400円程度
約1410万円~ 360,300円程度
約1650万円~ 444,300円程度
このようになります。
引用:高額療養費制度の見直しについて(https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001393881.pdf)
私は今まで、10万円あれば医療費は足りるとお伝えしてきましたが、これからは足りなくなる方が出るでしょう。
準備が必要になります。
病気はいつなるか分かりません、いつでも保障しておきたい方は「生命保険」で準備をしておく。
また、投資信託(NISAなど)で少しでも資産を運用して増やしておくことが必要になります。
銀行で貯金をしていても、インフレや医療費の高騰により、お金の価値は下がりますので「マイナス」は見えています。
さて、どれが答えでしょうか?
是非、考えてみてください。
群馬県のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口