みなさん、こんにちは!
今回はブログを見てくださった方からの質問にお答えしたいと思います!
「学資目的で利用するならNISAと変額保険、どちらが良いのか?」というご質問です。
結論から言うと、どちらが良いかは一概には言えません。
なぜなら、NISAと変額保険はそれぞれ異なる特徴があり、どちらが適しているかは、目的や運用期間、そして考え方によって変わるからです。
例えば、10年未満の短期運用で、柔軟に運用したい場合はNISAが向いているでしょう。一方、10年以上の長期運用で、着実に資産形成をしたい場合は変額保険が選択肢になるでしょう。
では、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
【NISAの特徴】
□メリット□
- いつでも投資金額を増減・停止できる柔軟性がある
- 1800万円まで非課税で運用できる
- 保険関係費がかからないため、投資対象によっては資産が効率的に運用される可能性がある
□デメリット□
- 柔軟に変更できる分、目標金額に届かない可能性もある
- いつでも引き出せるため、計画的な積み立てが難しくなることがある
- 生命保険のような保障(死亡保障)がない
【変額保険の特徴】
□メリット□
- 目標金額に向けて計画的に積み立てができる
- 保障(死亡保障)があるため、保険契約者が万が一の場合に保険金が支払われる
- 引き出しが容易ではないため、計画的に資産形成を進めやすい
□デメリット□
- 契約後すぐに引き出すと元本割れのリスクがある
- 運用益が課税対象になる
- 保険関係費がかかるため、利益を得るまでに時間がかかる
また、変額保険の運用益が課税対象になる点には注意が必要です。
仮に100万円の運用益があり、一時金として受け取った場合、税額は約5万円になります。
(計算式:( 増えた金額 - 控除額50万円 )÷ 2 × 20%)
※税率は仮に20%とした場合の概算であり、実際の税率や計算方法は異なる可能性があります。詳細については、お住まいの地域の税務署または税理士等にご確認ください。
このように、NISAと変額保険にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
どちらの選択肢がご自身に適しているか、迷われた際は、ぜひ専門家にご相談ください。
弊社でも、ご相談内容に応じてお客様に合った選択肢をご案内できます。
Zoomで全国どこからでも打ち合わせが可能ですので、お気軽にお問い合わせください!
さて、今回は「学資目的ではNISAと変額保険、どちらがいいのか」について解説しました。
重要なのは、自分の目的や状況に合わせて、最適な方法を選ぶことです。
ぜひ今回の内容を参考にして、ご自身に合った資産形成を実現してください!
これからも質問がありましたらお気軽にコメントを入れて頂ければ、その内容をピックアップしてブログで説明させて頂きます。
それでは次回のブログをお楽しみください♪
群馬県のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口