「住宅ローン金利引き上げ!!」・・・高崎市のファイナンシャルプランナーブログ

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変動金利はやや引き下げ  次に、すでに発表されている銀行の2024年10月の「変動金利」を見ていきましょう!

現在、楽天銀行が金利を発表している。

10月の変動金利は、楽天銀行は引き下げた。

【新規借入】 ・楽天銀行(住宅ローン)0.834%(前月比 ー0.010%) 【借り換え】
・楽天銀行(住宅ローン)0.834%(前月比 ー0.010%)

 楽天銀行の変動金利は、わずかに上下はするものの直近数年間で大きな変更はなかったが、ここ数カ月では金利を引き上げている。

金利上昇の局面でもその姿勢を変えていなかったが、少しずつ状況が変わってきている。

他行の変動金利については、この数カ月は引き下げる動きもあったが、今後は短プラ利上げの影響もあり上昇していくと予想される。

10年固定金利は引き下げ 最後に、10年固定金利の来月の金利を見てみます。

2024年10月の「10年固定金利」についても、すでに楽天銀行が発表しています。

10年固定金利は、市場金利の上昇に合わせて徐々に上昇してきていたが、2024年10月の金利について、楽天銀行は引き上げている。

【新規借入】 ・楽天銀行(住宅ローン)1.710%(前月比 +0.047%) 【借り換え】
・楽天銀行(住宅ローン)1.710%(前月比 +0.047%)

 10年固定金利は各金融機関の主力商品の一つ。

2023年は市場金利の上昇に合わせて各銀行とも金利を徐々に引き上げており、その流れが2024年も続いていると見られる。

市場金利の動向、推移は?

ダイヤモンド不動産研究所  住宅ローンに影響を与える市場金利の推移を見ておきましょう。

2024年7月に短期金利の追加利上げが決定 住宅ローンの変動金利は、市場の短期金利(短期プライムレート)がベースとなっている。

その短期金利を動かしているのが日銀の金融政策だ。

日銀は、3月19日の金融政策決定会合にて、マイナス金利政策を解除し、大規模な金融緩和政策を見直すことを決定。

短期金利については、無担保コールレート(オーバーナイト物)を指標としており、「▲0.1%」から「0%~0.1%程度」へと目標金利を引き上げた。

2007年以降、17年ぶりの利上げです。

さらに7月31日の日銀会合では、短期金利の誘導目標を「0.25%」程度とする追加利上げを決定した。

したがって、今後は変動金利も上昇していくと予想される。

日本の10年国債は上昇傾向にある。

次に、住宅ローンの固定金利のベースとなる、市場金利(10年国債)の動向を見ておきましょう。

長期金利(10年国債)は上昇傾向にある。

日銀は長年、10年国債金利の上限目標を1%とする金融緩和政策により低金利を維持してきたが、2024年3月19日の金融政策決定会合で撤廃を決めた。

さらに7月31日の金融政策決定会合では、今後1~2年程度の国債買い入れを減額し、保有している国債残高の縮小に手をつけることを決定した。

国債の買い入れを減額すれば需給が緩み、国債価格が下がると考えられる。

国債価格が下がると金利は上昇するため、今後は固定金利型の住宅ローン金利が上昇すると予想される。

2024年9月19日現在の市場金利(10年国債利回り)は0.854%だ。

現状の住宅ローン金利については上昇基調にあるのは間違いないが、それでも過去10年で見ると、まだ低水準であることに変わりはないのが現状である。

変動金利は変わらず史上最低水準、フラット35は引き下げと予想 以上のことから、2024年10月の住宅ローン金利は
・フラット35は、やや引き下げ
・変動金利は、やや引き下げ
・10年固定金利は、引き上げ

 という動きになりそうです。

住宅ローンは銀行の収益の柱の1つとなっており、一定のボリュームを取りたいという銀行が多い。

そのため、金融政策の引き締めが進みつつあるとはいえ、当面は急激な金利上昇の可能性は低いと思われる。

住宅購入を検討している方は私達のような住宅ローンを得意としたFPに相談してから購入を考えた方が間違えないと思います。

ハウスメーカーでは変動金利しか提案しないので・・・ すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー

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