昨日も勘違いしている人の話をしていますが、もう一つのお話です。
これも聞こえてきた話ですが、50代後半くらいの奥様たちの会話です。
「ねーねー特別支給の年金はいつもらうように考えてる?早くもらわなきゃもったいなくない?いつ死ぬか分からないし、それよりも繰り下げして多く貰った方がよくない?」
とお話をされていました。
私も隣の席なので教えて上げたかったのですが、その奥様達の会話に入るのも変な人になってしまうので出来なかったのですが・・・
これもみなさんにお伝えしておきたいと思います。
男性であれば昭和36年4月2日以降、女性は昭和41年4月2日以降の生まれた人から廃止される「特別支給の老齢厚生年金」
「自分は繰り下げ受給をするつもりなのでまだ受けなくてもしなくてもいい」とお考えかも知れませんが、”特別支給の老齢厚生年金は繰り下げ受給ができない”ので注意してください。
色々な情報が飛び掛かっていると訳が分からなくなってしまっているケースが多いです。
アドバイスしますと、すぐに捨ててしまう方もいるかもしれませんが「ねんきん定期便」は必ず保管しといてください。
自分がいくらもらえるのか、今ならいくらなのか、このまま65歳まで働くといくらになるのかが分かるようになります。
ファイルでも作って保管出来るようにしましょう。
また35歳、45歳。59歳の方には封書で届きます。
それ以外の年齢はハガキできます。
封書で届く場合は今までの明細が良くわかるので特に保管が必要ですね。
そして50歳からは今までのねんきん定期便の内容が違います。
より、明確になっており、あとどのくらい働くといくらもらえるのかが良くわかりますので必ず保管して、今後の仕事は何歳まで働く事が必要なのかを計算することもできますので。
それではまた新しい情報発信をしてまいりたいと思います。
群馬県のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口