「入院したお客様」や「これから入院するお客様」から保険金請求のお電話を頂きます。
そこで先ず、確認するところは病名と手術があれば手術名などです。
そこで「何日入院される予定ですか?」と確認するとほとんどのお客様は平均「3日~7日」です。
では、「どちらの保障が大事なのか?」をテーマにしてお話をしたいと思います。
少し失礼ですが、保険を販売している「おばちゃんセールス」や「威勢の良い営業マン」はこのようなお話をされます。
「入院された時のお給料分をカバーする事と生活に支障がないように安心した保障をカバーしましょう!」と提案してくると思います。
本当に必要でしょうか?
短期入院したとしてもお給料はそんなに下がりますか?
雇用保険に加入されていれば「直前の6か月に毎月支払われた賃金(原則として賞与は除く)の合計額÷180」(賃金日額)のおよそ45%~80%となっております。
また、仕事の復活も二週間以内の復活がほとんどです。
ガンなどの3大疾病になれば、2週間以上のお休みを取られるかも知れませんが。
しかし、若いうちから3大疾病をガチガチに準備するのはいかがでしょうか?
50代になってからガチガチに準備しても良いのかと私は思います。
さて、高額療養費制度の仕組みはご存知ですか?
ひと月当たりの自己負担額が一定金額を超えた場合に超過部分が戻られる制度です。
年収370万円から770万円の方を例にすると・・・
80,100円+(医療費-267,000円)×1% ですから、ガンなどで医療費が100万円掛かったとしても計算すると87,430円になります。
ようは87,430円をカバーできれば正解になります。
そうしますと・・・ 入院期間5日間として考えると。
入院日額5,000円で25,000円です。
手術をすればカバーできるかも知れません。
しかし、手術がない入院なら足りませんね。
一時金5万円でる計算ですと50,000円です。
手術があればありますね。
無ければ、少し足りません。
一時金10万円なら余裕で足りますね。
ですので、正解は「一時金」重視のプランになります。
そもそも、入院保険は掛捨て保険料です。
少しでも安くなれば、他の費用に充当できます。
ですので、弊社のお客様は入院日額5,000円、一時金付きで毎月の保険料が1,700~3,000円くらいまでの方がほとんどですね。
先ずは無駄の出費はやめましょう♪ すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー