日本経済新聞 2021年4月17日(土)の「マネーのまなび」に掲載されていました。
『住宅金融支援機構のデータを調べてみると、借入時の平均年齢は10年から11年度ごろは38歳程度でしたが、14年度以降は平均年齢が40歳程度でした。
借入時点の平均定期間も09年度の約25年から19年度には27年に長期化しています。
住宅ローンを借りる時点で退職金の一部を返済に回すことを想定していることがうかがえます。
』 このように結婚が晩婚になってきているので、住宅ローンの返済期間も遅くなってきています。
しかし、定年年齢はそこまで遅くなっていません。
また、退職金の一部を繰上返済に充てるのはいかがなものでしょうか?
これから平均寿命も長くなっていく中で老後の期間も長くなります。
退職金の一部を繰上返済に充てるということは生活費を削ることと同じです。
シュミレーションでお伝えさせて頂きます。
※40歳 借入額4000万円 借入期間35年 金利1% 月々112,914円 10年後残高 29,960,874円 20年後残高 18,866,385円 25年後残高 12,889,152円 30年後残高 ? 6,605,590円 25年後が定年になると思います。
ここで退職金の一部、12,889,152円を返せますか?
一部どころではなく、もしかしたら全部に近い数字かもしれません。
また、30年後の70歳でも残高は660万円もあるのです。
更にお忘れになっているかも知れませんがリフォームは?
介護費用は?
となる訳です。
こんなことにならないように初めからライフプランニングはとても大切になります。
私はお客様にお伝えしています。
『家の為に働くのはやめましょう!
老後に安心する生活を送れるように働きましょう!
』
高崎市のファイナンシャルプランナー すまいと家計の相談窓口