「新築」と「中古」住宅、買うのはどっち? 高崎市のファイナンシャルプランナー

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実は私、学生時代「建築工学科」でした。

1級建築士を目指し、勉強していました。

と同時に遊びもバイトもやりまくっていました。

しかし、就活していると不動産の方が「楽しそうだな」と感じまして、大手不動産会社に就職してしまいました。

建築は趣味に切り替えました♪ では、本題の「新築」か「中古」住宅かについてですが、選ぶ前にぜひ私のお話を聞いて下さい・・・ 私は学生時代に色々な国の建築を見学に行きました。

アメリカ、メキシコ、フランス、イタリア、スペイン 色々な国の建築を見ましたが、どこの国にも特徴があります。

まずは日本とは全く違うということです。

木造在来工法、軽量鉄骨、重量鉄骨の家はありません・・・ アメリカは2×4(ツーバイフォー工法)または2×6(ツーバイシックス工法) 簡単に伝えると壁で建物を支える工法です。

メキシコはアメリカと同じかRC工法(鉄筋コンクリート造) ヨーロッパ諸国のフランス、イタリア、スペインはほとんどRC工法です。

日本やアメリカは木材で作っているので、築年数は50年もてばいい方でしょう。

しかし、ヨーロッパ諸国はRC工法(鉄筋コンクリート造)なので腐ることはありません。

ですから、味のあるオシャレな古い町並みが広がっているのです。

都内の青山や千駄ヶ谷でも似たような街並みがありますね。

現在の表参道ヒルズも、以前はRC構造でオシャレで好きでした・・・ ヨーロッパ諸国の新規購入者は内部の塗装を塗り替えたり、水回りを直したりして住んでいます。

ドアがギシギシ鳴ったりはしますが、それでもオシャレでカッコイイですよね( ´艸`) 日本のマンションとも違いはありますが、似ていますよね。

空間の中でリフォームします。

ちなみに日本は高層階が多いのでSRC工法(鉄筋鉄骨コンクリート造)です。

築年数は100年は軽くもつでしょう。

とてつもない大きな地震がない限り。

では、話を戻します。

日本の戸建て住宅を購入するのであればどっちか?

50年は住みたいなら「新築」でしょう!

20年から30年で良いのであれば「中古」でもいいでしょう!

※築年数により異なりますが 築10年から15年の物件を購入して35年間は住むのであれば、10~15年後にはリフォーム代として500万円を用意する覚悟をお持ちください。

屋根、壁、水廻りだけではなく柱、梁、基礎の補修工事も必要になります。

ヨーロッパ諸国と違い、すべてがコンクリートと鉄筋で作られているわけではないので木は腐ります。

木は元々が生き物ですから。

神社やお寺がなぜ、何百年ももっているのか、それはマメな補修工事をしているからです。

歴史的建造物を壊すわけにはいかないので。

お話を纏めると、みなさんの住みたい年数で選ぶことです。

私は当時27歳の時に50年間は住みたいと思い、新築を建てました。

現在45歳の私であれば中古マンションを購入し、リフォームして住むでしょう。

足腰も弱くなることも考えて。

しかし、難点があります。

管理費、修繕積立金、駐車場を毎月支払う事です。

なので、トータルコストを考えて安いマンションを買うでしょうね。

住宅購入、住宅ローン、保険、資産形成、資産運用、ライフシュミレーションなどご相談がありましたらご相談ください♪ すまいと家計の相談窓口 高崎市のファイナンシャルプランナー

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